ログイン会員登録 RSS購読
こんにちは、ゲストさん
トップ > お知らせ
お知らせ
前を見る 次を見る
品種改良で気候変動を緩和 -求められる、農地からの温室効果ガス発生の画期的削減技術-  2017-06-05

 
国立研究開発法人・国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、海外の国際農業研究機関や大学などと共同で、農業由来の深刻な温室効果ガスである一酸化二窒素の発生を抑制する力を持つ作物品種の育成に向け、研究を加速化させる必要があることを提言した。
 
窒素肥料は、土の中の微生物の力で、植物体が吸収利用されやすい形に変わる。しかし同時に、窒素肥料の一部はN2Oとなり、植物に利用されることなく大気中に放出されてしまう。窒素肥料の多量投入は、緑の革命において穀物の大量増産を実現した要因の一つだが、地球温暖化の原因にもなっている。JIRCASは、熱帯牧草やソルガム(モロコシ)などの農作物が、これを断ち切る物質を生産する能力を見いだした。作物の品種改良によりこの能力を導入・強化することで、農業由来の温室効果ガスの発生を抑え、窒素肥料の節約にも繋がることが期待される。
 
詳細は>>こちらから

 
 
過去のお知らせ一覧
2024/04/12
(農研機構)「2023年夏季の農業気象(高温に関する指標)」を掲載
2024/04/04
第240回農林交流センターワークショップ「栽培環境における気温の観測技法と利用」
2024/04/04
第241回農林交流センターワークショップ「Pythonによるメッシュ農業気象 データ利用講習会(初・中級者向け)」(オンライン)
2024/03/28
(農研機構ほか)農場で実施可能なメタン排出量推定法による、資材のメタン削減効果の検証方法を明確化
2024/03/04
(北海道)「2023高温条件下での農業生産(胆振管内2023年の記録・対策事例」を作成
2024/03/04
(埼玉県気候変動適応センター)気候変動適応サイエンスカフェ「温暖化が水稲生産に及ぼす影響とその適応策」(オンライン)
2024/02/21
「日ASEANみどり脱炭素コンソーシアム」記念セミナー
2024/02/21
(東北農政局)食のサステナビリティ推進フォーラムin東北(オンライン)
2024/02/02
農研機構サイエンスカフェ 第37回 地球温暖化と牛のゲップ、どんな関係があるの?
2024/01/22
(関東農政局)高温条件下におけるスマート水稲作WEB勉強会
次の10件 >
注目情報
  コラム:寒暖変動しながら暖冬(あぜみち気象散歩102)
注目情報PHOTO  秋に続き、この冬も寒暖変動が激しかった。11月頃から約2週間の周期で気温が変動した(図1)。 暖冬だが約2週間ごとに寒気入り大きく変動 図1 地域平均気温平年偏差5日移動平均時系列(2023年12月~2024年2月)(気象庁)...
もっと見る