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「令和7年地球温暖化影響調査レポート(速報)」の公表について  2026-03-30

 
農林水産省は、令和7年に発生した地球温暖化の影響やその適応策などに関する都道府県からの報告について「令和7年地球温暖化影響調査レポート(速報)」として取りまとめた。
 
 
●令和7年夏の日本の平均気温偏差は+2.36℃で、明治31年以降で最も高い値となった。
 
●水稲
出穂期以降の高温による白未熟粒が発生し、全国的な発生割合(作付面積)は3割から4割、西日本では5割から6割、東日本では3割から4割の地域に影響がみられた。また、夏季の高温によるカメムシ等の虫害も発生し、北日本では2割から3割の地域で影響がみられた。白未熟粒の発生対策としては、高温耐性品種の導入(高温耐性品種の作付面積:24.8万ha、作付割合:18.2%)、肥培管理、水管理などが最も効果があった。
 
●果樹
りんごでは、花芽分化期、開花期の高温による着果不良が発生し、全国的な発生割合(栽培面積)は4割から5割、北日本では6割から7割の地域で影響がみられた。ぶどうでは、果実肥大期以降の高温による着色不良・着色遅延が発生し、西日本では4割から5割の地域で影響がみられた。うんしゅうみかんでは、果実肥大期以降の高温による着色不良・着色遅延が発生し、西日本では5割から6割の地域で影響がみられた。りんご、ぶどうの着色不良・着色遅延対策としては、着色の優れた品種や着色を気にしなくてよい品種の導入など、うんしゅうみかんではヒートポンプ夜冷などが最も効果があった。
 
●野菜
トマトでは、高温により着花・着果不良が発生し、全国的な発生割合(作付面積)は4割から5割、西日本では5割から6割の地域で影響がみられた。いちごでは、高温により花芽分化の遅れが発生し、西日本で7割から8割、東日本で4割から5割の地域で影響がみられた。トマトの着花・着果不良対策としては遮光・遮熱資材の設置、摘果の実施など、いちごの花芽分化遅延対策としては夜冷育苗装置、育苗期の株冷却、紙ポットでの育苗などが最も効果があった。
 
●畜産
乳用牛では、高温による乳量・乳成分の低下が発生し、全国的な発生割合(飼養頭数)は1割から2割、東・西日本では3割から4割の地域で影響がみられた。乳量・乳成分の低下対策としては牛舎の送風・換気、散水などが最も効果があった。
 
 
その他、詳細はこちらから
 
 

 
 
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