(国際農研)BNI強化コムギの温室効果ガス削減効果をLCAで評価-硝化抑制率40%のBNI強化コムギの開発により、世界のコムギ生産由来の温室効果ガスを9.5%削減へー | 2021-12-15 |
| | 国際農研は国際トウモロコシ・コムギ改良センターと共同で、少ない窒素肥料で高 い生産性を示すBNI(Biological Nitrification Inhibition:生物的硝化抑制)強化コムギについて、コムギ生産の各段階で発生する総温室効果ガス排出量を「ライフサイクル温室効果ガス」として評価する新たなモデルを構築した。   2050年までの開発目標である土壌の硝化抑制率40%のBNI強化コムギは、窒素利用効率を16.7%向上、施肥窒素量を15.0%削減可能と試算。上記BNI強化コムギを、世界のコムギ生産地域の3割に導入した場合、LCA(Life-Cycle Assessment:ライフサイクルアセスメント)では窒素肥料由来の温室効果ガスを9.5%削減可能と推定した。   BNI強化コムギの開発は、高い生産性と農業からの環境負荷軽減を両立させる農業システムの構築に貢献し、地球温暖化の緩和への効果も期待できる。   詳細は>>こちらから
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コラム:寒暖変動しながら暖冬(あぜみち気象散歩102) |
秋に続き、この冬も寒暖変動が激しかった。11月頃から約2週間の周期で気温が変動した(図1)。
暖冬だが約2週間ごとに寒気入り大きく変動
図1 地域平均気温平年偏差5日移動平均時系列(2023年12月~2024年2月)(気象庁)... |
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