ログイン会員登録 RSS購読
こんにちは、ゲストさん
トップ > お知らせ
お知らせ
前を見る 次を見る
(国際農研)「世界の農地における窒素汚染の効果的な回避策」を掲載  2023-04-19

 
国際農研は、「世界の農地における窒素汚染の効果的な回避策」を掲載。
 
以下抜粋。
 
作物の生産には養分が必要です。中でも大気中に安定して存在し、自然界を循環する窒素は植物の成長にとって必要不可欠です。20世紀初頭に効率的にアンモニアを製造する方法が発明されたことで、窒素肥料の使用は増大、食料生産を飛躍させ、人口増加をもたらしてきました。
一方、農地における化学肥料の過剰使用は自然界をめぐる窒素循環のバランスを乱し、作物が吸収しきれない窒素が硝酸イオンに変化して地下水や河川の汚染をもたらしたり、温室効果ガスである亜酸化窒素となって地球温暖化の原因をもたらしています。窒素汚染の削減が緊急に求められていますが、世界中に散らばる何百万もの大小の農地を対象とした対策には大きな課題が伴います。
 
今年のはじめ、Nature誌に公表された論文は、過去20年間における世界中の1,521の農地からの報告を精査し、作物収量を10-30%向上し、窒素利用効率を10-80%改善しつつ、農地からの窒素の大気・水への流出を30-70%削減しうる11の施策を見出しました。
 
 
詳細は>>こちらから

 
 
過去のお知らせ一覧
2024/07/22
(日本いも類研究会ほか)異常気象(高温)による芋類の生産・利用への影響と対応に関する情報交換会(オンライン)
2024/07/11
(農研機構ほか)高い温室効果ガス削減能力を有する根粒菌の謎を解明
2024/06/26
(農研機構)高機能型人工気象室を用いて未来環境が水稲に与える影響の一端を明らかに
2024/06/24
みどりの食料システム戦略技術カタログ(Ver.4.0)を公表
2024/06/17
環境負荷低減の取組の「見える化」ラベルの愛称が決定
2024/06/13
「農業分野における地球温暖化対策について(令和6年1月作成版)」を掲載
2024/06/12
「令和5年夏の記録的高温に係る影響と効果のあった温暖化適応策等の状況レポート」について
2024/04/26
(農研機構ほか)温暖化に対応したパインアップル品質予測モデルの開発
2024/04/12
(農研機構)「2023年夏季の農業気象(高温に関する指標)」を掲載
2024/04/04
第240回農林交流センターワークショップ「栽培環境における気温の観測技法と利用」
次の10件 >
注目情報
  コラム:アシヒダナメクジ――闇にまぎれて花に酔う(むしたちの日曜日106)
注目情報PHOTO  キツツキという和名の鳥はいない。  それでもコゲラやアカゲラを見れば、総称としての「キツツキ」がいたと言っても支障はない。キツツキ科の鳥に属するからである。  異称として「ケラ」があるからケラ科があってもよさそうなものなのに、そうなる...
もっと見る