(国際農研)「世界の農地における窒素汚染の効果的な回避策」を掲載 | 2023-04-19 |
| | 国際農研は、「世界の農地における窒素汚染の効果的な回避策」を掲載。   以下抜粋。   作物の生産には養分が必要です。中でも大気中に安定して存在し、自然界を循環する窒素は植物の成長にとって必要不可欠です。20世紀初頭に効率的にアンモニアを製造する方法が発明されたことで、窒素肥料の使用は増大、食料生産を飛躍させ、人口増加をもたらしてきました。 一方、農地における化学肥料の過剰使用は自然界をめぐる窒素循環のバランスを乱し、作物が吸収しきれない窒素が硝酸イオンに変化して地下水や河川の汚染をもたらしたり、温室効果ガスである亜酸化窒素となって地球温暖化の原因をもたらしています。窒素汚染の削減が緊急に求められていますが、世界中に散らばる何百万もの大小の農地を対象とした対策には大きな課題が伴います。   今年のはじめ、Nature誌に公表された論文は、過去20年間における世界中の1,521の農地からの報告を精査し、作物収量を10-30%向上し、窒素利用効率を10-80%改善しつつ、農地からの窒素の大気・水への流出を30-70%削減しうる11の施策を見出しました。     詳細は>>こちらから
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コラム:記録的暖春からエルニーニョ現象発生へ(あぜみち気象散歩97) |
4月15日、札幌ではサクラが開花した。5月1日が平年の開花日なのだが、平年より16日も早く、記録が残る1953年以降で最も早い開花となった。記録的な暖春により各地で開花最早記録を塗り替え、サクラ前線は猛スピードで北上している(図1)。
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