「令和3年地球温暖化影響調査レポート」の公表について | 2022-09-20 |
| | 農林水産省は、都道府県の協力を得て、地球温暖化の影響と考えられる農業生産現場における高温障害等の影響、その適応策等について報告のあった内容を取りまとめ、「令和3年地球温暖化影響調査レポート」として公表した。   ●水稲では、出穂期以降の高温により白未熟粒が多くの都道府県で発生。発生抑制のため、水管理の徹底、適期移植・収穫の実施、高温耐性品種の導入   ●果実肥大期以降の高温により、ぶどう・りんごでは着色不良・着色遅延、うんしゅうみかんでは日焼け果や浮皮が発生。着色不良・着色遅延対策として、着色優良品種や着色を気にしなくてよい黄緑系品種の導入。日焼け果対策として樹冠上部・表層摘果の実施。浮皮対策として植物成長調整剤の活用。   ●トマトでは、収穫期の高温により着花・着果不良、不良果が発生。いちごでは、花芽分化期の高温により花芽分化の遅れが発生。着花・着果不良及び不良果対策として、遮光資材の活用、細霧冷房・循環扇の導入。花芽分化安定・促進のため、新品種導入やクラウン部冷却の実施。   その他、詳細は>>こちらから  
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コラム:長かった夏(あぜみち気象散歩100) |
9月も夏のような暑さが続き、残暑がきびしかった。9月の日本の平均気温は1898年の統計開始以来2012年を1.15℃も上回り、第1位の記録的高温となった(図1、2)。
9月記録的残暑、10月気温変動
図1 地域平均気温平年偏差... |
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