(農研機構)高機能型人工気象室を用いて未来環境が水稲に与える影響の一端を明らかに | 2024-06-26 |
| | -温暖化に適応する新たな品種の育成・栽培技術の開発を加速- | 農研機構では、作物生育における季節環境を精密に再現あるいは模擬できる人工気象室「栽培環境エミュレータ」に、大きさや色などの作物形質を連続で取得可能な「ロボット計測装置」を内蔵した「ロボティクス人工気象室」を開発し、イチゴの生育制御技術の開発等、様々な研究に利用している。 今回、「栽培環境エミュレータ」を用いて、温暖化が進むと想定される将来(21世紀末、2100年)の生育環境を人工的に構築し、温暖化が水稲生育に与える影響について調査した結果、現時点を超える気候変動の緩和策をとらない場合、高温と高CO2濃度が生育を早め、収量と品質の低下を引き起こす可能性があることを明 らかにした。 本成果は、将来の気候変動への対策として、温暖化に対する頑健な品種の育成、生育を管理するための栽培技術の開発などに役に立つことが期待される。   詳細は>>こちらから
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コラム:きのこ虫――近くて遠いふるさと(むしたちの日曜日107) |
その切り株は、街なかの小さな児童公園の隅っこにあった。
樹種は、はっきりしない。それでもそこに生えるきのこがサルノコシカケであることは、独特の形状から判断できた。
きのこ類の識別は、なかなかに難しい。
春に見るアミガサタケなら... |
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